今年もさくらんぼのシーズンを迎えました

三戸町丸末果樹農園にも初夏の旬が到来しました。

初夏の旬とは、珠玉のさくらんぼです。6月の梅雨入りにより、例年に比べさくらんぼの成熟が大きく遅れ心配していました。

シーズン終盤となる「紅秀峰」は、もう2週間程度時間が必要ですが、お馴染みの「佐藤錦」をはじめ、色々な品種の出荷の目途が立ち安堵しています。

今年は、三戸町で新しく誕生した「11ぴきのねこ」のパッケージでの販売を始めました。三戸町は、「11ぴきのねこ」の作者である、馬場のぼるさんの出生地であることが縁となり、町全体が「11ぴきのねこ」達で彩られています。そんな中、ありそうでなかった「11ぴきのねこ」のさくらんぼパッケージが誕生しました。

そしてさらに、当農園が初めて世に送り出す二つの品種があります。一つ目は、「紅香」です。当農園が扱うさくらんぼの中では、「香夏錦」の次に収穫できる品種です。大粒で甘味が強く次世代のエース品種と期待しています。

大粒で甘味の強い「紅香」

二つ目は、当農園として自信を持って送り出す黄色いさくらんぼ「月山錦」です。このさくらんぼは、色だけではなく味が他のさくらんぼと違います。ほとんど酸味が感じられず、例えるとシャインマスカット。大粒で食べ応えがあり、ジューシー。他の品種に比べ、生産量は限られてしまいますが、一度食べたら病みつきになります。

さくらんぼ界のシャインマスカット「月山錦」

この二つの品種で50セット限定の七夕ギフトを予約販売しましたが、発売開始から10時間で全て売り切れとなってしまいました。来年は、もう少し多くの方に食べていただけるように生産量を増やしたいなと思っています。

今シーズンは、この新しい商品と例年ご贔屓いただいている通常商品をご用意し、皆さまのご注文をお待ちしています!